今やそのような業種・業界でもWeb戦略が重要視されていますね。

そんな中、

「そもそもWebマーケティングってなに?」

「Webマーケティングって大事なの?」

「実際Webマーケティングって何するの?」

といった、Webマーケティングについて基礎的な部分がわからず、なかなかWeb領域に踏み込めないという方も多いんじゃないでしょうか。

そこで、ここではWebマーケティングとはいったいどんなもので、実際どのようなことをするのか?解説していきます。

はじめは難しく感じられるかもしれませんが、最後まで読んでいただければWebマーケティングについての理解が確実に深まるので、ぜひ最後までご覧くださいね。

webマーケティングってなに?

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Webマーケティングをひとことで表すと、弊社では「Webでモノが売れる仕組みをつくること」と考えています。

あえて「考えています」と言ったのは理由があって、実は「Webマーケティングとは?」という問いに、明確な答えはないんです。

オンラインショップで商品が売れるようにする。サービスについての魅力をWebで伝え、申し込んでもらうようにする。これらの活動はすべてWebマーケティングと言えます。

その中で、ただ集客するだけではモノは売れなくて、
集客から購入まで一貫した仕組みづくりからプランニングする必要があります。

そのため、弊社では「Webでモノが売れる仕組みをつくること」と考えている。というわけなんです。

Webマーケティングには2つの段階があります。

1つめは集客です。

どんなに素晴らしい商品を、魅力的に伝えても、誰にも見てもらえなければ何の意味もありません。

しかも、ただ見てもらうだけではだめなんです。

商品やサービスを購入してくれる人に見てもらわないと、実際に購入してもらうことはありません。

Webマーケティングにおいては、誰をどのように集客するか?が重要なんです。

2つめはコンバージョン施策です。

この記事を見てる方の多くが、コンバージョン?なにそれ?と思うかもしれません。

コンバージョンというのは、簡単に言うと「Webサイトで達成すべきユーザーのアクション」のことです。

オンラインショップの場合は「商品の購入」ですし、サービスについて伝えるサイトの場合は「申込み」ですよね。

コンバージョン施策というのはつまり、Webサイトを訪れた人により多くコンバージョンしてもらうための施策です。

いくら多くのユーザーを集客しても、誰にも商品やサービスの魅力が伝わらず、まったくコンバージョンしてくれない・・・。

こんなWebサイトになってしまっては意味がありませんよね。

そのため、Webマーケティングにおいては集客もコンバージョン施策もどちらも重要。ということになります。

それではそれぞれの段階で、具体的にどのような方法があるか解説していきましょう。

webマーケティングの集客施策は3つ

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Webマーケティングの集客施策には、大きく分けて3つの種類があります。

  1. SEO対策
  2. Web広告
  3. SNS運用

厳密に言うともっといろいろな種類に分けられますが、ここではわかりやすくするために3種類にしぼって解説していきます。

SEO対策

SEO対策とは別名、検索エンジン最適化です。

現代では、多くのユーザーが日常で当たり前のように検索エンジンを使って情報を得ています。

SEO対策は、ユーザーが商品やサービスに関連するキーワードを検索した際に、検索結果の上位にWebサイトを表示させるための対策のことです。

検索エンジンごとの表示ルールを分析して、上位に掲載されやすくなるようwebページ内に散りばめるキーワードなどに工夫を凝らします。

また、ユーザーに役立つコンテンツによって集客する「コンテンツマーケティング」も、目的のひとつにこのSEO対策がふくまれています。

Web広告

Web広告とは、Web上のあらゆる場所に任意で広告を表示させる方法です。

Web広告にはいろいろ種類があって、どのようなユーザーが、どのような行動をした際にWebサイトを訪れてほしいか?によって使い分けます。

SEO対策は、検索エンジンにWebサイトの存在を知らせ、評価されることで初めて集客することができますが、Web広告は任意の広告枠にすぐにでも広告を出すことができ、集客することができます。

その分、SEO対策とは違い広告費用がかかるので、予算を立てて計画的に集客する必要があります。

Web広告の種類をいくつかご紹介していきます。

リスティング広告

検索エンジンの検索結果画面にテキストの広告を掲載します。

キーワード単位でオークション形式の入札が行われ、入札額の大きい順に掲載順位が決定します。

アフィリエイト広告

アフィリエイトは「提携する」という意味です。

提携する個人ブログやメールマガジンなどに広告を掲載してもらい、そこから自社のwebサイトに誘導する方法です。

アフィリエイト広告の多くは成果報酬型の課金方式を採用しており、Webサイトを訪れたユーザーがコンバージョンした場合に料金が発生します。

アドネットワーク広告

複数の広告媒体に広告を配信できるサービスです。

多媒体から一斉に情報発信するので、一気にアクセス増が期待できます。

SNS広告

TwitterやInstagram、FacebookなどのSNSに広告を掲載する方法です。

年齢や地域、興味関心などをもとに、ユーザーをターゲティングして広告を配信することができます。

SNS運用

多くの人が日常的に利用し、コミュニケーションツールとして親しまれているSNSですが、これを商品・サービスの集客に利用することも可能です。

ここ数年でSNSは特に重要視されています。ネット上に情報があふれる時代、売り手側による情報発信は「自分たちに都合のいいことばかり書いている」と、そう簡単に信頼されなくなってきているからです。

SNSの場合は、商品を実際に購入したユーザーやサービスを利用したユーザーが、自分の思うままに感想や評価を発信して口コミを広げます。

そのため、売り手が自分で発信する情報よりも信頼度が高く、ユーザーの購買意欲を後押しします。

これらの集客施策を、ターゲットとなるユーザーによって使い分けることで、効率よく集客することができます。

では、集客したユーザーをより多くコンバージョンに結びつけるにはどうしたらいいでしょうか。

コンバージョン率を上げるための施策はどんなものがあるか

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コンバージョンを増やす施策は、大きく分けて2種類あります。

  1. LPO
  2. EFO

それぞれ解説していきます。

LPO

LPOというのは、ランディングぺージ最適化のことです。

ランディングページとは、Web広告やSNSから流入してきたユーザーが訪れるページ(着地するページ)のことです。

集客したユーザーは、ランディングページに書いてある情報をみて、その商品やサービスが自分にあったものかどうかを判断し、コンバージョンします。

つまりランディングページはWeb上の営業マンであり、営業マンが優秀であればあるほどコンバージョン率が向上します。

商品やサービスの魅力がよりわかりやすく説明されていて、ユーザーが「この商品(サービス)なら、自分のかかえている問題を解決できる」と確信できるようなページにするには、ユーザーをより深く知る必要がありますね。

また、どのような経路でランディングページにたどり着くか?も配慮する必要があります。

EFO

EFOというのは、エントリーフォーム最適化のことです。

普通、コンバージョンを達成するには、商品購入や会員登録のため、エントリーフォームに入力してもらう必要があります。

その際、入力項目が多すぎたりわかりづらかったりすると、せっかくコンバージョンしようとしてくれていたユーザーが離脱してしまいます。

みなさんも、ネットショップなんかでそんな経験をしたことはありませんか?

このようなもったいない離脱を防ぐためには、ユーザーが不便なく、ストレスなくエントリーフォームに必要な情報を入力できるよう、売り手側が最大限配慮する必要があります。

これが意外とインパクトが大きくて、入力フォームをちょっとだけ変更しただけでコンバージョン率が2倍になるなんて話は珍しくありません。

Web広告を活用する場合なんかは、特にコンバージョン率の改善が重要です。

現在よく使われているWeb広告はクリック課金(クリックされた数だけ広告費が請求される)が多いです。

つまり、コンバージョン率が悪いと、広告費が無駄に垂れ流し状態になってしまい、広告費用対効果が悪くなってしまいます。

広告費用対効果が悪く、広告費が利益を超えてしまうと、広告を出し続けることはできないので、Web広告で集客するなら必ずLPOとEFOもセットで考えておいたほうがいいですね。

まとめ

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いかがでしたでしょうか。

よくわからないフワフワとした「Webマーケティング」の概念について、なんとなく実体がつかめたのではないでしょうか。

Webマーケティングを組織に取り入れ、効率的な集客が実現すると、半永久的に商品やサービスをユーザーが買ってくれます。

より費用対効果がいい仕組みを構築することができれば、そのぶん利益も大幅にアップするので、組織の長期的な成長には欠かせない存在です。

しかし、Webマーケティングで成果を出すには、専門的な知識をもったマーケターの存在が必要不可欠です。

お困りの際はぜひ一度、気軽に相談してみてくださいね。